Korea 2019 #1

SONY RX1R II (ZEISS Sonnar T* 35mm F2) / 2019.08.30 / Seoul

2019年8月の終わり、5年振りの韓国・ソウルへ。徴用工問題や輸出規制強化により、日韓関係が極度に冷え込んだタイミングでの渡韓。「そんな状況下で行かなくてもいいだろう」という頃ではありましたが、前々から行ってみたいところを訪ねるにはむしろいいタイミング。ツアー代金に渡航費・滞在費を含めてもかなり安く抑えられそうだと、旅の10日前に急遽色々手配して、休暇を申請。木曜日夜から土曜日朝までの忙しいひとり旅となりました。

あの頃日本からも韓国人旅行者が消えていましたので、韓国も当然日本人旅行者が消えているのかと思ってましたが(当時の日本ではそういう空気でした)、行ってみてびっくり。明洞は5年前と変わらずかそれ以上に日本人の若者だらけ。大袈裟でなく「え?」と不意打ちを喰らったような多さなのです。まあ10〜20代の彼ら・彼女らには国際的な政治問題は全然関係ないんだな、と妙に納得させられたのでした。おそらく日本人が訪ねがちな店へ行ったのもありますが、旅行中私が立ち寄った食べ物屋さんはどこも日本人ばかり。韓国国内で行われていた「Boicot Japan運動」が当時の日本では大々的に報道されていましたが、実際にそんなの掲げてるお店は、私が見た限りひとつだけでした。そりゃ、旅行者が訪ねるお店はお客さんの方が大事だものね(市民にはそういうゲンキンさは必要)。

日本という国家としての姿勢と、一部世代とはいえ国民の行動が一致しないということは、自由である証明であり、危険でさえなければその自由は尊重されるべきだと思いますが、一方で国家としての姿勢と国民の行動を一致させ、日本から韓国人旅行者をほぼ消し去った韓国人たちの団結力と行動力は(その行動の賛否は別として)日本にはないものだと改めて感じたりしたのでした。ということで1日目は、仁川空港から終電に乗りソウル市内のホテルへ辿り着いたところで終了。

Posted by Kazuya Nakazawa at 2020.07.10 Fri