Tokyo #865

Hasselblad 907X 50C + XCD 21mm F4
2020.10 / Tokyo Camii, Yoyogiuehara

501CM以来のハッセルブラッド。
先日、907X 50Cを購入しました。新しいカメラを手にするということに、久しぶりに胸が高鳴ったカメラです。使い勝手からすれば同一性能でミラーレスカメラ然としたスタイルのX1D II 50Cがより優れてますが、フィルム時代のVシステムのボディが使えることやウエストレベルの撮影スタイル、そして伝統的なスタイリングなど、ハッセルブラッドの"血"を受け継ぐコンセプトはフィルム時代のイメージを今も持っている私にとってはとても刺さるカメラでありました。

新しいデジタルのハッセルブラッドは、6×6のスクエアではない33×44mm(3:4)のフォーマット。普段使いの35mmの2:3(24×36mm)と比べて、上下方向が長く少々戸惑うアスペクト比。アイレベルではない撮影スタイルが新鮮で、撮影テンポも35mmと比べれば中判カメラらしいじっくり撮る感じになっています。とはいえ、AFに高感度にWiFi接続まで対応。電源すら要らないフィルムボディの頃からすれば極めて現代的です。まだ手にしたばかりでコツすら掴んでいませんが、これから時間をかけて使い込んでいきたいと思います。とりあえず、907X 50Cのボディと21/4と45/4Pのレンズ2本を手に入れました。数本の手持ちのMマウントレンズもアダプターを介して使えそうです。

写真は通りがかりで立ち寄った東京ジャーミイ。裏の駐車場がなくなっていて、カフェができていました。