untitled #625

Leica M10 + Carl Zeiss T* Planar35mm F2
2021.02 / Kawaguchi

Twitterで教えてもらったCONTAX Gシステム用のPlanar 35mm F2をMマウント化するFunleader製の鏡胴が届いたので、早速組んでみました(Instagram)。付属の銘板を外すツールと精密ドライバーを使えばオリジナルの鏡胴からレンズユニットをバラすのも簡単で、キットの鏡胴にそのレンズユニットを組むのも簡単。不可逆な改造ではなく、ちゃんと戻せるのもいいですね。距離計連動でピントの精度を追い込むシムも4種類付属していましたが、そのままでもいいくらいの精度でした(いちばん薄い0.02mmを1枚入れました)。絞りは1段クリック、ヘリコイドはまあまあ滑らか。鏡胴はおそらく真鍮製、外装はブラックペイント。加工品質はコシナと比べれば劣りますが、実用的なレベルは十分に確保されています。

Planar 35mm F2以外にもCONTAX Gシステム用のレンズは評判がよいレンズばかりなので、Planar 45mm F2用やBiogon 28mm F2.8、Biogon 21mm F2.8用も将来登場するといいですね。ちなみにHologon 16mm F8には既にMマウント化するボルトオンのアダプターが存在します(持っていました)。なお写真フードは、M-Hexanon28mm F2.8の46mm径のを組み合わせています。このフードはねじ込み式ながら、スリットの位置を動かせるので汎用的で見た目もよいです。入手性はよくないですね。