Tokyo #964
Posted by Kazuya Nakazawa at 2021.03.14 Sun
沖縄に滞在した3日間、曇りが多かったものの、ほぼ雨には降られずに済みました。旅の前の2週間、後の1週間は毎日雨が降る天気だったようで、傘要らずだったのは運がよかったのでしょう。帰る日、ナビの行き先を那覇空港へ設定したところで降り出しました(よくある)。
Posted by Kazuya Nakazawa at 2021.01.26 Tue
12月、姉の誕生日プレゼントがわりに嫁さんも連れて3人で行った沖縄。Go To トラベル対象であっても観光客は少なく、那覇市内の飲み屋さん街も閑散としていました。我々も人との接触を極力減らしながらの旅です。
Posted by Kazuya Nakazawa at 2021.01.26 Tue
諧調が豊かなレンズなので、こうした光の乏しい状況でいい雰囲気を出してくれます。開放から遠景までしっかりとピントが来るので、風景にも使えそう。絞り値によるフォーカスシフトは起こりますが、それを把握していればF4ぐらいまで絞ると画面全体が安定してきます。とはいえ、開放のこの雰囲気好きだなあ。線が細い描写、光源の滲み、前ボケの過剰すぎない存在感も悪くない。左右隅の光源に出ているコマ収差からすると、四隅は相当派手に出てきそう。オリジナルに倣いシングルコートですが、神経質なほどではなかったです。とはいえ、そもそもそういう条件で使うレンズではありませんが。
余談ですが、無垢のチタンから削り出したという"Titanium Edition"も入手してしまいました。シリアルは182/200。真鍮鏡胴のブラックペイントが229gに対して、チタン鏡胴は203g。ガラスが詰まっているのでしょう、比べないとわからない程度の差でした。
Posted by Kazuya Nakazawa at 2021.01.26 Tue
中国の周さんというライカマニアの方が往年のSummicron 35mm F2 1st(いわゆる8枚玉)の設計や硝材を忠実に再現したレンズを生み出しました。
その復刻レンズは通称「周八枚」と呼ばれているもの。数ヶ月前に香港のショップにオーダーして、予定より少し遅れたこのタイミングで届きました。プロトタイプと異なり、絞り値が等間隔に配置されているのが私が入手した通常版となります(Instagaramの写真)。
オリジナルのコピーですから、まあ、パチもんと言ってしまえばその通りなんですが、ライカ自身が復刻したSummaron-M 28mm F5.6も同様に、往年のレンズを忠実に再現し、オリジナルの最良のコンディション(写り)を再現しようという試みは、製造段階での精度が飛躍的に高まった今だからこそできるものだろうと思います。復刻の赤ズマロンにしろ、この周八枚にしろ、ちゃんとオリジナルへのリスペクトを感じるのも単なるニセモノとは違うところ(オリジナルとパーツレベルでの混血にならぬよう、設計レベルで配慮が施されています)。鏡胴がアルミ製のオリジナルに対し、こちらは真鍮鏡胴。ずっしりと重く、ヘリコイドの動作もなめらか。無限遠ロックもパチンと収まります。色はブラックペイントを選んでみました。「V2LC」の「V2」はガラス材料のロット番号とのこと。「L」は鉛入りガラス、「C」はシングルコーティングを表すとのこと。鉛入りのフリントガラスは中国でも在庫が少なく、将来のロットでは鉛フリーのガラスへ硝材が変わるそうです。
早速試写してみました。この写真は1段絞ってF2.8。開放付近での繊細で柔らかな描写やコントラストが低めであっさりとした発色、そしてフレアが出やすいところ。絞ると徐々にキリッとしてくるところもオリジナルによく似ている気がします。というか、リアルなオールドレンズ以外でこれほどオールドレンズそのままの写りをするレンズは初めてな気がします。実際の比較はいつかオリジナルを手に入れた時にとっておくとして、まずはこのレンズを本格的に使い込んでみたいと思います。
写真はランチで入った喫茶店にて。
Posted by Kazuya Nakazawa at 2020.11.27 Fri