Korea 2019 #11

SONY RX1R II (ZEISS Sonnar T* 35mm F2) / 2019.08.30 / Munsan-eup

都羅山駅のホーム。入場券を購入して立ち入ることができます。線路が続く先は北朝鮮。駅には見学ツアー客向けの土産店がひとつあるだけで、見学者以外ほぼ無人となっていました。 (Click to enlarge)

板門店の見学の後、一旦民間人出入統制区域外へ出て、臨津閣にて昼食(プルコギ鍋でした)。ここは韓国人が特別な許可なく最も北朝鮮へ近づける場所だそう。橋の架かる川は、私より上の世代の人なら知っているであろう、あの「イムジン河」。その川にかかる橋は「自由の橋」と呼ばれていて、かつて京義線として上下線がそれぞれ架橋されていましたが、朝鮮戦争時の爆撃により、現在は下流にある下り線だったものを復旧されたそうです(右側に残っている橋桁がかつて上り線だったもの)。自由の橋の向こうには、北朝鮮へ通じる線路が敷かれており、韓国側最後の駅である都羅山駅があります。駅周辺は開発されているものの、鉄道は2019年10月2日から無期限で運休されているようで、私同様板門店見学ツアー等に参加している人が見学しているのみ。日本で言えば新幹線が停まるような大きなターミナル駅と変わらない規模の駅舎があるため、閑散としていました。

都羅山駅から先、北朝鮮への軍事境界線を越えると、線路は開城工業団地(ケソン工業団地)へ繫がっています。韓国資本で北朝鮮内に作られた工業団地です。北朝鮮による弾道ミサイル発射実験により、2016年2月10日に韓国政府による操業停止と韓国人の引き揚げの措置が行われ、以降4年に渡り操業が停まったままとのこと。臨津閣にて昼食の後、周辺にある銃撃を受けた機関車等を見学し、再びバスで民間人出入統制区域へ入り、都羅山駅を見学し、その後は北朝鮮が軍事境界線の地下に秘密裏に掘り、韓国側に発見された5本のトンネルのうち「第3トンネル」と呼ばれるもの等を見学しました。

Posted by Kazuya Nakazawa at 2020.07.13 Mon